企業の広報活動の一環として、IR動画を活用することは非常に効果的であり、IR動画制作の成否は今後の業績にも影響するとも言えます。
IR動画を作ると、より広い投資家に向けて情報を発信できるので近年人気が高まっています。
本記事では、IR動画のメリットついて詳しく解説していきます。
IR動画とは
IRとは「Investor Relations」の略で、企業が投資家や株主に対して行う広報活動のことを指します。
一般的な広報活動では、企業が事業や商品の魅力を消費者に伝えますが、IRでの広報活動は企業の経営内容や財務状況、将来の見通しなどを投資家や株主に伝える活動のことを指します。
IRの情報発信は主に公式サイトや紙媒体を通じて行われますが、動画の方がより情報が伝わるということで、IRについての情報発信を動画にて行う企業も増えてきています。
IR動画を作る3つのメリット
私は上場している企業はIR動画を作るべきだと考えています。
そこでこの項では、企業がIR動画を制作する3つのメリットを解説していきます。
メリット①:情報を分かりやすく伝えられる
一般的に、数字や文字による情報よりも、画像やイラストを利用することにより、視覚情報の方が理解しやすいと言われています。
これは、私たちが日常的に受け取る情報の約8割が視覚情報によるものだからです。
IR動画なら、複雑な業務内容も実写映像やアニメーションで視覚的にわかりやすく伝えることができるので投資家・株主の理解を促進することができます。
メリット②:遠方の人でもどこでも見れる
本来であれば、株式を持っていれば、現地に行って株主が経営者に対して質問する機会は与えられます。
しかし、遠方だから決算説明会や株主総会に行けない人は全国にはたくさんいるはずです。
そこでIR用の動画があれば、全国どこでも見ることができるので、経営者トップの考え方や未来志向を見ることができるのでおすすめです。
メリット③:決算発表後でも見ることができる
IR動画を制作すると、決算発表後にも見返すことができます。
見返すということは、何度も情報を反復で覚えることができるので、投資家のためになります。
実際にIR動画を活用している企業
USEN HOLDINGS
店舗コンサルで有名なUSENですが、IR動画を活用しています。
トップの考え方やこれから会社が向かっていく方向が分かります。
資生堂
あえてトップが話すのではなく、資生堂ではIR部の部長が話しています。
GMOリサーチ
GMOリサーチでは人が説明するのではなく、説明動画を制作する形で運用しています。
ナレーション付きでイラストや数字を活用して非常に分かりやすくなっています。
カンロ
カンロでは、テレビ番組のようにグリーンバックを利用した合成を行い、インタビュアーと社長が出演する形式をとっています。
一方的にしゃべるというよりは双方向性が出るので、視聴者にとっても理解しやすくなっています。
まとめ
今回の記事ではIR動画の制作についてまとめてみました。
情報を広げるために、認知度を高めるために、IR動画は非常に必要な動画になってくるので上場企業のIR担当者様はぜひ制作をぜひ検討してみても良いのではないでしょうか?
分かりやすい構成や飽きないようにするようにしましょう。
アールアイメディアでもIR動画を撮影・編集していますので、検討している企業様はぜひお問い合わせください。